社会基盤施設の点検・調査から計画・設計・施工管理を行います。
正確な診断と適切なメンテナンスで構造物のコストパフォーマンスを高めます。
保全構造部

橋梁・構造物設計

橋梁や擁壁、函渠などの土木構造物の計画設計を行います。

橋梁設計

架橋箇所の自然・社会条件を踏まえて、橋梁形式、架設・施工方法、保守性など様々な観点から比較検討を行い、機能・経済性に優れた橋梁の計画・設計を行います。

道路構造物設計

道路の安全性や機能性を支える、擁壁・ボックスカルバートなどの各種土木構造物の計画・設計を行います。

アンダーパス設計

都市交通の機能性を向上させるアンダーパスの計画・設計を行います。

シェルター・覆道計画設計

安全な道路の通行を確保するためのスノーシェルタ―や覆道の計画・設計を行います。

人道橋設計

新しい橋梁形式を採用した人道橋の計画・設計

模型を用いた計画・検討

模型によるスムーズなトンネル進入を促す抗口の検討

河川構造物設計

樋門、排水工などの河川構造物の計画・設計を行います。

樋門・樋管・取水工・排水工計画設計

樋門、排水工などの河川構造物全般の計画・設計を行います。

点検調査

過去の定期点検結果、および対象構造物の置かれている条件を勘案し、最適な点検調査手法を提案します。

各種試験の実施

点検調査から求められた鉄筋腐食、コンクリートひび割れなどの詳細な状況により、構造物の変状(劣化、損傷など)を把握します。また、その結果により、各種試験の必要性を判断します。

配筋状況調査電磁波レーダー法、電磁誘導法により鉄筋のピッチ・かぶり厚を測定します。
鉄筋腐食調査自然電位法により、コンクリートの表面から鉄筋の電位を調べることで、鉄筋腐食を推定します。
微細ひび割れ確認観察採取したコアに蛍光エポキシ樹脂を含浸させて、コンクリート内部のひび割れ状況を確認します。
コンクリート圧縮強度調査コンクリートコアによる圧縮強度試験や、反発硬度法によるコンクリートの圧縮強度の推定を行います。
中性化深さ調査コンクリートにフェノールフタレイン溶液を噴霧して、コンクリート表面より変色しない深さ(中性化深さ)を測定します。
塩分含有量測定試料をコアまたはドリル粉から採取して化学的に塩化物イオン量を測定します。表面から試料を分割して採取し、濃度分布を確認します。
ASR試験骨材試験、蛍光X線分析、EPMA試験、SEM、残存膨張量試験により、ASRによる損傷であるか確認し、進行程度等を確認します。
塗膜調査試験鋼橋の塗装に含まれる有害物質(鉛・クロム・PCB)の有無を調査します。
超音波板厚測定鋼材に超音波を伝達させ、その伝達時間により板厚を測定します。

計測調査・解析(載荷試験・耐荷力評価)

車両を走行させての試験(動的)や車両を停止させての試験(静的)など、供用下の応力頻度測定試験や衝撃振動試験を行います。さらに、構造物の設計条件や現在までの補修・補強履歴など総合的に分析し、構造物の耐荷力評価をします。

載荷試験既知重量の車両の走行(動的)、載荷(静的)試験によって構造物(各部位 )の振動、撓み、歪み等を測定する試験です。この結果を解析することで構造物の耐荷力を評価します。
応力頻度測定供用下の構造物各部材における応力を、そのピーク値や振れ幅の頻度分布として捉え、構造物の耐荷力を評価します。
衝撃振動試験橋梁の固有振動数および減衰定数を把握するため衝撃力を与え、その応答を解析することで、損傷要因や補強効果を確認します。

補修・補強設計

各種調査・試験結果より対象構造物の健全性を診断します。その結果に基づき、最適な補修・補強設計を行います。また、特殊工法を採用する場合は施工計画書を作成します。

補修・補強技術

  • 既設構造物の健全性評価
  • 橋梁の置かれた環境条件に即した橋面防水システムの検討・提案
  • 疲労や腐食を受けた鋼部材の補修・補強技術
  • 対象構造物の損傷原因に応じた対策工法検討・提案
  • 荷重条件や諸元変更に伴う構造物の補強検討・提案

補修・補強工法

  • ひび割れ注入
  • 断面修復
  • 鋼部材の塗装・防食
  • コンクリートの表面保護工
  • 床版補強、床版打ち替え
  • 支承補修、支承交換
  • 外ケーブルによる補強
  • 電気防食

構造物点検

構造物点検は、「コンクリート・診断関連」や「非破壊検査」の有資格者が信頼性の高い点検を行っています。

〔技術士〕建設部門鋼構造及びコンクリート
〔RCCM〕鋼構造及びコンクリート部門
〔コンクリート・診断関連〕コンクリート診断士
コンクリート主任技士
コンクリート技士
プレストレストコンクリート技士
土木鋼構造診断士
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